無からの旅立ち

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 今回の地震・津波・火事・原発の被災者の状況と私ごとき倒産の状況とは比較すること自体が馬鹿げているというかもしれませんが、実際は似ている面も多くあると思うのです。それは、突然投げ出されたことには変わりありませんから。

 私はその時どう思ったかと問われれば、結構わくわくして嬉しかったのを覚えています。不見識だとか、無責任だとか、言う方も多いでしょうが、実際そう思ったのです。それは何故かと思うに、多分、いろいろこまごました事、例えば仕事の事、家の事、家族の事、友人の事、親族の事、地位や名声の事、さらに今まで自分が負ってきた事、背負い続けているもの。

 そのようなありとあらゆる事や物や者から解き放たれた時、あなただったらどうでしょう? 私には一陣の清風が突き抜けた清涼感と明日の自分への挑戦と期待、そんな高揚感の方が失ったものよりも大きかったように思います。勿論、皆さんと違って、私はその時点では、喪失したい物の方が多かったという事なのでしょうか?

 あの被災地の氷点下の寒さの中で、あの耐乏生活を乗り切った東北の人。尊敬して止みません。凍土からも芽を出し、花を咲かせ、緑薫る季節が訪れるでしょう。この天災は、あなたたちの罪ではありません。今まで通りの勇気と真摯さ、忍耐と寛容、そして大いなる楽天性を発揮して新たな自分の発見に旅立ちましょう。応援します。

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このページは、pescadorが2011年5月 6日 08:23に書いたブログ記事です。

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