2011年4月アーカイブ

 私は宮城県気仙沼市唐桑町の出身です。次第に明らかになっていく被災の様子はとくとテレビ等でご存じのとおりです。私の親戚・友人・知人の数多くが亡くなり、家を流され、火事に巻き込まれ、暗たんたる思いで今なお避難所を転々としているといいます。電話をかけようにも携帯の番号までは知らないので、人づてに聞いた連絡先へ電話をしようとしましたが、その時には、すでに自分が泣いている始末で声になりません。とても無理だ、許せ!!と勝手に自分を許し、しばらく収まるのを待ってかけてみると、いやあ、みんなしっかりしている、落ち着いている、頑張っている。こちらがおたおたしているのが恥ずかしい。反対に勇気づけられました。

そんな日々ですけれど、私に何が出来るんだろう。お金もないからすぐに送ることもできない。声だけのお見舞いも偽善ぽいし、選挙目当ての議員みたいでいやらしい。そんなこと関係なく素直に勇気づけられればいいんだけれど困ったもんだ。思案のあげく、そうだ「カニを食べて元気を送ろう被災地へ!!」 こんなキャンペンはどうだ? あまり感心したものではないんだけれども、当店のカニは船主も気仙沼、船員も気仙沼、南三陸、陸前高田の出身者が多い。こんな時期にカニを食うなどぜいたくだと考えるだろうけれど、考えてみたまえ、船員達の家族は多くは被災しているはずだ。なのに帰るに帰れない。遠くアフリカの洋上で心配しながらカニを獲り続けねばならないのだ。

「当店のカニを食べること」その事は結果的にこの被災地や被災者を助けることなのだ。ま、そうなんだけど、それはともかくチャリティをやってみようと決心し、常連のお客さんや知り合いの方に来てもらって売上金を送ることにしよう。毎日の売上金ではこっちが被災者になってしまうから、1ケ月に1日だけその日を設定しよう。そんなわけで、4月24日(日)と5月29日(日)をその日に決めました。

 手始めに大学(早稲田)時代のサークルの仲間に相談したところ、さっそく先輩や後輩に連絡をつけてくれました。またたく間に両日とも満席(26席)になりました。実際のところ、大変驚きましたし、嬉しかったです。「早大ラテン・アメリカ協会」という名のサークルで「中南米を愛す」という、どっちかというと、ちゃらんぽらん系の集まりなのですが、驚くほど熱きものを見せてくれました。正直いって見直しました。ありがとう。!! そして、ありがとうございます。6月にも一度チャリティを催したいと思っています。どうか、ご趣旨をご理解の上、ご参加くださいますようお願い申しあげます。申し込みは当店まで。電話でお願します。6月25日(土) 午後6時? 会費¥7,000です。

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